STORY
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有田川町の再生プロジェクトから始まった、
『THE LIVING ROOM』と『TADONO the bedroom』の誕生。
そして人が集う場へ。その道のりのお話です。
in ARIDAGAWA
有田川町の再生
2014年、和歌山県有田川町は、将来の人口減少が著しい「消滅可能性都市」の一つとしてリストアップされました。しかし、この危機を乗り越え、持続可能な未来へ進むことを決意した有田川町は、地域住民と行政が力を合わせ、再生プロジェクトに取り組んできました。
2016年4月に閉所となった田殿保育所。保育所跡の新たな活用について議論が交わされ、保育所跡は地域住民が集う交流拠点『THE
LIVING ROOM』へと生まれ変わることになりました。そして、日本でクラフトビール醸造を志すアメリカ人と地元住民のアイデアから、2018年8月にブルーパブ『GOLDEN
RIVER』、2019年5月にクラフトビール醸造所『NOMCRAFT Brewing』がオープンしました。
TADONOオープン
ビール醸造とブルーパブの営業が始まった『THE LIVING ROOM』。遠方からお越しいただくお客様も多く、ここにゲストハウスがあればいいなという思いが芽生えてきます。2021年10月にゲストハウス作りのプロジェクトが始動。幅広い支援をいただきながら出てきた、たくさんのアイデア。それが形になり、2023年4月に、『THE LIVING ROOM』の敷地内に『TADONO the bedroom』がオープンしました。
人が集う場所へ
『NOMCRAFT Brewing』、『GOLDEN RIVER』、そして『TADONO the bedroom』。有田川町にできた「作る、飲む、泊まる」が一体となった施設『THE LIVING
ROOM』。
地元和歌山から、国内から、海外から。住んでいる地域もバックグラウンドも国籍も違う、ビール好きが有田川町に集まります。
『GOLDEN RIVER』のラウンジでビールを片手に語り合う集いの時間。
楽しい交流の時が終わったら『TADONO the
bedroom』で休む時間。
みんな有田川町を好きになって帰っていきます。
「人々が集える場所でありたい」
その想いが形になってきました。